FOMC声明全文

2017年5月4日(木)11時44分

[ワシントン 3日 ロイター] - 3月の連邦公開市場委員会(FOMC)以降に入手した情報は、経済活動の成長が鈍化する中でも(even as growth in economic activity slowed)、労働市場が引き締まり続けたことを示している。ここ数カ月間の雇用の伸びは概して堅調(were solid, on average)で、失業率は低下した。家計支出は緩慢にしか増加しなかった(rose only modestly)が、消費の拡大継続を支える経済の基礎的諸条件は、引き続き堅調(remained solid)だった。企業の設備投資は安定した(firmed)。前年同月比でみたインフレ率はこのところ、委員会の長期的な目標である2%に近い水準で推移している(has been running close to the Committee’s 2 percent longer-run objective)。エネルギーと食品を除くと、消費者物価は3月に下落し、インフレ率は2%をやや下回り続けた(continued to run somewhat below 2 percent)。将来のインフレを示す市場ベースの指標は低いままで、調査に基づいた長期的なインフレ期待の指標は、総じてあまり変わっていない。

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