ミシガン大消費者信頼感、2月はなお健全な水準に
2017年2月25日(土)04時00分
[24日 ロイター] - 2月の米ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)は96.3と、前月の98.5から低下した。だが予想の96.0は上回ったほか、依然として健全な個人消費のペースに整合する水準を維持している。
同指数はトランプ米大統領の当選を受けて、過去3カ月大きく上昇していた。
プランテ・モラン・ファイナンシャル・アドバイザーズの最高投資責任者(CIO)、ジム・ベアード氏は「消費者の関心がトランプ氏の選挙公約からシフトし、実行に移すことがいかに難しいか認識し始めているようだ」と指摘する。
米ミシガン大によると、2月の消費者信頼感指数の水準は、今年の個人消費が年率2.7%伸びることを示唆している。
内訳では、現況指数が111.5となり、前月の111.3から上昇。予想の111.2も上回った。
期待指数は90.3から86.5に低下。予想の85.5は上回った。
1年先の期待インフレ率は2.6%から2.7%に上昇。一方、5年先の期待インフレ率は2.6%から2.5%に低下した。
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