関西アーバン銀・みなと銀・近畿大阪銀の3行統合を協議=関係筋

2017年2月20日(月)16時47分

[東京 20日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループ傘下の関西アーバン銀行とみなと銀行、りそなホールディングス傘下の近畿大阪銀の3行が統合に向けて協議に入っていることが20日、分かった。関係筋が明らかにした。大手銀行グループ傘下の地銀が垣根を越えて統合・再編に踏み出すのは極めて珍しい。

統合の具体的な手法について協議を行っている。関係者は「まだ煮詰まっていない」とコメントしている。

三井住友銀行は関西アーバンに49.36%、みなと銀行に45.09%を出資している。近畿大阪銀はりそなの完全子会社。

三井住友は、国際金融規制が厳しくなることが予想される中、リスクアセット削減のため、地銀2行を連結子会社の対象から外したい意向とみられる。一方、りそなは地銀との協業を深めており、顧客基盤の拡大につなげたいとみられる。

*内容を追加します。

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