ドルは104円半ば、手掛かり材料難で伸び悩み

2016年10月25日(火)12時13分

[東京 25日 ロイター] - 正午のドルは、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の104.46/48円。

商業決済が集中する五・十日に当たるこの日は、仲値公示までドルは堅調な足取りを見せ、104.48円を付けた。

しかし、その後は新規材料難の中、104円後半で待ち構えるとされる実需の売りや短期筋の戻り売りにチャレンジするほど上昇モメンタムは強まらず、104.40円付近でのもみ合いが続いた。

正午に掛けてドルは再び買い進まれ、一時104.49円まで上昇した。

米10年国債利回りは午前の取引で1.7647%付近の小動きで、ニューヨーク終盤の水準とほぼ変わらずだった。

前日のニューヨーク市場では、米10年国債利回りが、1.7242%付近から1.7753%まで急上昇し、ドル買い/円売りのインセンティブになった。

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