米景気に過熱の兆候なし、利上げ急ぐ必要ない=ダラス連銀総裁

2016年10月1日(土)03時57分

[ダラス 30日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、指標を精査しているが、米景気が過熱している兆候は見られないとし、そのため米連邦準備理事会(FRB)は利上げに対し引き続き忍耐強くいられるとの認識を示した。

総裁は低金利による歪みの兆しが一部見受けられ、懸念していると指摘。

だが高齢化や他の要因が成長とインフレを押し下げているため、失業率は大半のFRB当局者が最大雇用に近いと考える水準近辺にあるものの、FRBは「急いで」利上げする必要はないと述べた。

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