中国の景気鈍化と過剰設備が投資機会を抑制=人民銀

2016年9月29日(木)20時29分

[北京 29日 ロイター] - 中国人民銀行金融政策委員会の樊綱委員は、国内の景気鈍化と過剰設備問題により投資機会が縮小しているとの見解を示した。新華社が報じた。同委員は、効果のない政策の廃止、財産権の強化、民間企業の信頼感改善が投資を刺激する一助になるとの見方を示した。

経済成長の代償を無視した改革を推進するだけでは、失業など多くの問題をもたらすと指摘。

人民元については、このところ下落しているポンドやユーロを盛り込んだ通貨バスケットに追随しているため、最近は弱含んでいると述べた。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ