第2四半期仏GDP確報値は前期比-0.1%、13年以来のマイナス成長

2016年9月23日(金)18時12分

[パリ 23日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)確報値は前期比マイナス0.1%となった。マイナス成長は2013年第1・四半期以来。速報値はゼロ成長だった。

在庫の急減が成長を押し下げた。在庫は0.7ポイント押し下げ、貿易は0.6ポイント押し上げ、家計支出はマイナス0.1%となった。

第1・四半期の成長率は0.7%だった。

来年4月の大統領選への出馬を強く示唆しているオランド大統領は、経済はより好調に推移していると述べており、第2・四半期のマイナス成長は大統領にとって打撃となる。

サパン財務相は今週、2016年と17年の経済成長率について、1.5%との見通しを維持した。

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