正午のドルは102円後半、ドル買い一巡で伸び悩み

2016年8月31日(水)12時40分

[東京 31日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の102.91/93円。月末のこの日は、仲値公示に掛けて実需のフローがあったほか、投機筋のショートカバーも誘発され、ドルは一時103.23円まで上昇。前日ニューヨーク市場の高値103.14円を上回った。

しかし、ドル買い一巡後は、投機筋の間でも、週末に米雇用統計を控えた慎重さが目立ち、新規のドル買いが出なかったため、103円を若干下回る水準まで反落した。

この日はローゼングレン米ボストン地区連銀総裁が北京での討論会に、カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が「FRBと理事の役割」についての討議に参加する予定。

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