米主要500社第3四半期、69社が利益悪化見通し=トムソン・ロイター

2016年8月29日(月)08時43分

[26日 ロイター] - トムソン・ロイターの調査によると、米S&P総合500種指数採用企業の2016年第2・四半期決算は、前年同期比2.2%の減益となる見通し。これまでに500社中492社が第2・四半期決算を発表。

このうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は71%となり、長期平均の63%、過去4四半期の平均の70%を上回った。

売上高がアナリスト予想を上回った企業の比率は52%。長期平均の60%を下回っているが、過去4四半期平均の48%は上回っている。

2016年第3・四半期の1株利益について、悪化もしくは市場見通しを下回ると予測している企業は69社、改善もしくは市場見通しを上回ると予測した企業は26社。悪化を改善で割ったネガティブ/ポジティブレシオ(69/26)は2.7。

500社の今後4四半期(16年第3・四半期―17年第2・四半期)の予想株価収益率(PER)は17.3倍。

8月29日からの週は5社が第2・四半期決算を発表する予定。

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