アングル:物価3年4カ月ぶり下落幅、日銀目標とかい離 総括検証に期待も

2016年8月26日(金)18時06分

[東京 26日 ロイター] - 円高やエネルギー価格の下落を受け、物価の下落幅が一段と拡大している。7月の全国消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)は前年比0.5%低下と、3年4カ月ぶりのマイナス幅となった。日銀の強気シナリオとのかい離が時間の経過とともに広がっており、物価目標達成が一段と遠のくなか、日銀が9月の「総括的検証」で新たな政策の方向性を示せるのか注目が集まっている。

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