米デルタ、9日は国内外で500便以上が欠航 システム障害の影響

2016年8月10日(水)07時13分

[9日 ロイター] - 米航空大手デルタ航空は前日発生したシステム障害の影響で、9日は国内外で500便以上が欠航すると発表した。8日はデルタの本社があるジョージア州アトランタで電源が停止しシステムに障害が発生したため、約1000便が欠航となった。

デルタはウェブサイト上で、9日1630GMT(日本時間10日午前1時30分)時点で約530便が欠航になったとした。

バスティアン最高経営責任者(CEO)はウェブサイト上で動画を公表し、顧客に謝罪。システムの復旧に努めていると説明した。

デルタは欠航や遅延で影響を受けた顧客に補償を行うと発表。搭乗を予定していた便が欠航、もしくは3時間以上遅延したすべての顧客に対し200ドルのバウチャーを発行する。

9日の米株式市場でデルタ株は前日終値比0.77%安の37.15ドルで引けた。

*内容を追加しました。

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