FOMC声明、米経済指標回復との認識示す=SF連銀総裁

2016年7月30日(土)00時17分

[ケンブリッジ(米マサチューセッツ州) 29日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は29日、連邦準備理事会(FRB)が最新の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で「短期的な経済見通しへのリスクは低下した」との認識を示したことは、雇用統計を含む米国の経済指標が6月以降改善しているとFRBが確認したことを意味していると述べた。

同総裁はそのうえで、米経済は良好な状態にあり、金利は向こう数年間にわたり上昇していくとの見方を示した。

FRBは26─27日に開いたFOMCで金利据え置きを決定したが、米経済見通しに対する目先のリスクは後退したとの認識を表明。ウィリアムズ総裁の今回の発言は同FOMC後、FRB高官の公の場での発言として初めてのものとなる。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ