トランプ氏、TPP離脱を主張 米製造業に致命的な打撃

2016年6月29日(水)11時54分

[モネッセン(米ペンシルベニア州)/ワシントン 28日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名が確定した不動産王ドナルド・トランプ氏は28日、通商政策について演説し、環太平洋経済連携協定(TPP)は米製造業に致命的な打撃をもたらすとし、離脱を主張した。

民主党の候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン氏について、今はTPPに反対しているが、国務長官時代には支持していた、と批判した。

また、北米自由貿易協定(NAFTA)は米雇用に大打撃となるとし、米労働者にとり今よりもずっと良い条件を引き出すためにメキシコとカナダと即座に再交渉し、求める結果が得られなければ脱退すると表明した。

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