英ポンドが31年ぶり安値、EU離脱決定の影響不安で=NY市場午前

2016年6月28日(火)00時34分

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 27日午前のニューヨーク外為市場は、ドルに対して英ポンドが31年ぶり安値をつけ、ユーロも直近で1%超下落した。

英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う影響に不安が広がった。

ポンドは一時、ドルに対して1.3151ドルと、1985年半ば以来の安値水準を記録。英国民投票が行われた23日の終値水準から11.5%下落した。

ユーロは対ドルで一時、1.0971ドルの安値をつけた。24日に記録した3カ月半ぶり安値をわずかに上回った。

安全資産とされる円は上昇したが、日銀が為替介入に踏み切る可能性が意識され、上げ幅は限られた。

直近でドルは円に対して0.66%安の101.52円。24日には約2年半ぶり安値となる99円をつけていた。

主要通貨に対するドル指数は直近で1%高の96.408。

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