ブレグジット決定、金融危機再来の兆候なく=米財務長官

2016年6月27日(月)23時24分

[ワシトン 27日 ロイター] - ルー米財務長官は、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定をめぐり、金融危機の再来の兆候は出ていないとの認識を示した。

長官はCNBCとのインタビューで「これまでのところは秩序だった影響」と述べた。

その上で「関係者は協調して取り組む必要がある」と指摘。EU離脱に向けた移行にはかなり長い期間を要する見込みで、政府は成長促進に注力する必要があるとした。

週明けの金融市場も不安定な状況が続いているが、長官は「米経済は極めて堅調」とし、英国のEU離脱は「新たな逆風」だが、米経済はこの状況を乗り切るとの見方を示した。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ