JPモルガン、「ブレグジット」なら英国の雇用縮小も=CEO

2016年6月3日(金)20時36分

[ロンドン 3日 ロイター] - 米銀行大手JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者(CEO)は3日、英ボーンマスで社員向けの説明会に出席し、英国が欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を決めれば、同行の英国での雇用が減る可能性があるとの見方を示した。

説明会にはオズボーン英財務相も出席。同CEOは「英国がEUを離脱すれば、英国のビジネスモデルを再編せざるを得なくなる恐れがある。当行の英国での雇用が減り、(大陸)欧州での雇用が増える可能性がある」と述べた。

同行の英国の従業員は1万6000人。うち4000人がボーンマスで働いている。

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