米キー・セイフティと中国親会社、タカタへの投資を協議
2016年6月3日(金)07時21分
[2日 ロイター] - エアバッグ部品の大規模リコール(回収・無償修理)で経営悪化が懸念されるタカタに対し、米キー・セイフティ・システムズと、同社の中国の親会社、Ningbo Joyson Electronicが投資を実施することについて協議を行っている。
キー・セイフティの最高経営責任者(CEO)、ジェイソン・ルオ氏が2日、明らかにした。
同CEOは、タカタがフィナンシャル・アドバイザー(FA)に起用した米M&A助言会社ラザードと投資について協議しているとしている。
ただ、タカタの買収、もしくはエアバッグ事業とシートベルト事業の買収に関心を持っているかなど、詳細については明らかにしなかった。
Ningbo Joyson Electronicはこの日、米ミシガン州に本社を置くキー・セイフティ・システムズを9億ドルで買収したばかり。
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