英エコノミストの9割、EU離脱は国内経済に「悪影響」=調査

2016年5月30日(月)11時37分

[ロンドン 29日 ロイター] - 調査会社イプソスモリが実施した調査によると、英国のトップエコノミストの約9割が、欧州連合(EU)離脱は英経済に悪影響を与えると回答した。英紙オブザーバーが29日、調査結果を公表した。

調査には、ロンドンの金融街シティや中小企業、大学などに在籍するエコノミスト600人以上が回答。

このうち88%がEU離脱は英国の今後5年の成長見通しを悪化させると回答。82%が世帯収入に悪影響を与える可能性があると回答した。

オブザーバー紙によると、これらの回答者は最も権威のある経済学団体である王立経済学会とSociety of Business Economistsのメンバーという。

英国はEU離脱の是非を問う国民投票を6月23日に行う。

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