米6月利上げ、経済成長継続なら支持=SF連銀総裁

2016年5月4日(水)11時36分

[サンフランシスコ 3日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は3日、経済成長が自身の予想に沿って推移し、持続的な雇用増や幾分強いインフレ率が確認されれば、6月の利上げを支持すると語った。

ウィリアムズ総裁はブルームバーグ・ラジオとのインタビューで、インフレ指標が連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%に向かい、成長率が自身の見通しの2%に向かって回復すれば、6月利上げを支持するのに「十分だ」との見解を示した。

一方、景気が予想を下回ったり、経済が何らかの衝撃に見舞われたりした場合、FRBは政策を据え置く必要があるとも指摘。6月の連邦公開市場委員会(FOMC)までの間に多くの経済指標が発表されるため、自身の見解はどちらの方向にも振れる可能性があると述べた。

ただ、いずれの場合でも、FRBは向こう数年間にかけて利上げを実施していく必要があるとの見方を示した。

同総裁は今年のFOMCの投票権を持つメンバーではない。

*内容を追加しました。

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