ドルは106円半ば、連休中の円高再開に警戒

2016年5月2日(月)12時12分

[東京 2日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の106.52/54円だった。約1年半ぶりの安値をつける場面もあったが、実需筋などのドル買いで持ち直した。

ドルは一時106.14円まで下落し、2014年10月17日以来の安値をつけたが、仲値にかけて輸入企業のドル買いが流入し106円半ばに持ち直した。市場では「しこたまというわけではないが、直近で一番円高のところなので、ここならいいかとドルを買っている」(国内金融機関)との声が出ていた。

日本はあすから連休になることから、国内勢不在時の円高を警戒する声も多い。「実需の買いが少なくなる3、4、5日は怖い」(同)という。

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