ECB追加緩和、バブルにつながる恐れ=エストニア中銀総裁

2016年3月16日(水)18時10分

[タリン 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのハンソン・エストニア中銀総裁は16日、ECBが先週決定した追加緩和策について、構造改革の先送りや資産バブルにつながる恐れがあるとの懸念を示した。

同総裁は地元紙Aripaevに「金融の安定に対する影響など、副作用が主に懸念される。資産価格が上昇すれば、いずれバブルだという話になるかもしれない。保守的な市場参加者も、過大なリスクを取り始めるかもしれない」と述べた。

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