米利上げペースやや緩まる公算、景気見通し下振れで=連銀総裁

2016年1月30日(土)09時23分

[サンフランシスコ 29日 ロイター] - 米サンフランシスコ(SF)地区連銀のウィリアムズ総裁は、世界経済の弱含みやドル高、継続的な原油安などの逆風を受け、利上げ開始を決定した昨年12月時点の想定よりも引き上げペースが緩やかになる可能性があるとの見方を示した。

総裁は成長率やインフレ率は12月の予想からやや下振れする見込みで、失業率も改善ペースが鈍ると予想。「インフレが弱まり成長が下振れするようなら、金融政策では通常、より緩やかな正常化ペースが求められる」とした。

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