欧州市場サマリー(22日)

2016年1月23日(土)05時09分

[22日 ロイター] - <為替> ドルが対円で2週間ぶり高値、対ユーロでも2週間ぶり高値付近をつけた。日欧の金融緩和期待が高まったほか、米中古住宅販売指標が記録的な伸びを示すなどして、ドルが買われた。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸。原油価格の持ち直しを受けエネルギー株が買われた。

週間では約1.7%上昇。週間ベースで今年初めてのプラスとなった。

原油価格は今月、12年ぶりの安値水準に落ち込んだものの、この日は急反発し、英石油大手BPや英蘭系同業のロイヤル・ダッチ・シェルなどが値上がりした。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続伸。大幅な安値水準にあったエネルギー株が持ち直し相場を押し上げた。

FTSEユーロファースト300種指数は38.33ポイント(2.96%)高の1332.38。同様の高い伸びを示したのは昨年10月5日以来となる。週間では約2.7%上昇と昨年11月以来の大幅な伸び率となり、今年初めてのプラスを記録した。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 欧州中央銀行(ECB)の追加緩和期待から、周辺国の国債がしっかりとなったほか、独2、5年債利回りは過去最低を更新した。

ポルトガル10年債利回りは5ベーシスポイント(bp)低下の2.84%。ギリシャ10年債は56bp低下の9.55%。

独2年債、5年債利回りはマイナス0.456%、マイナス0.246%と、そろって過去最低を更新した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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