米スターバックス、1─3月利益見通しは予想下回る 時間外で株価下落

2016年1月22日(金)08時06分

[ 21日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手のスターバックスが発表した2016年1─3月期の利益見通しは、アナリスト予想を下回った。また、2015年10─12月期のアジア太平洋地域の既存店売上高の伸びも予想を下回った。

21日の時間外取引で同社の株価は約4%下落。

スターバックスは、第1・四半期(2015年12月27日まで)決算について、アジア太平洋地域の既存店売上高が5%増加したと発表。コンセンサス・メトリックスのまとめたアナリスト予想は6.10%増だった。

一方、世界の既存店売上高は8%増と、コンセンサス・メトリックスのまとめたアナリスト予想の7.3%増を上回った。最大市場の米州が好調だった。

純売上高は11.9%増の53億7000万ドル。

ただ、同社帰属の純利益は6億8760万ドル(1株当たり0.46ドル)と、前年同期の9億8310万ドル(同0.65ドル)から減少した。

アナリスト予想は、売上高が53億9000万ドル、1株当たり利益は0.45ドルだった。

2016年1─3月期については、調整済み利益見通しを0.38─0.39ドルと発表。トムソン・ロイター・エスティメーツのまとめたアナリスト予想平均の0.40ドルを下回った。

*内容を追加しました。

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