正午のドル/円は122円後半、投機筋のドルロングの手仕舞い受け

2015年12月1日(火)12時25分

[東京 1日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の122.73/75円。

仲値公示までは本邦勢による月初の買いフローもありドルは底堅さを保ったが、事前予想を下回った11月の中国製造業PMIなどの指標を挟んでいったん弱含んだ。

その後は若干買い戻されたものの、「前日のニューヨークでドルの上値が重かったことや、(東京市場では)買っても上がらない」(外銀)ことから、投機筋がドルロングの投げ(手仕舞い)に回り、ドルは正午にかけて122.64円付近まで下落した。

投機筋は前日の全般的なドル買いからドル売りに転向し、ポジションを削減して3日のECB理事会、4日の米雇用統計を迎える流れとなっている。

前日まではユーロ/ドルでのユーロ安とドル/円での円安が拮抗して安定的だったユーロ/円は、午前の取引で129.77円まで下落した。

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