米年末商戦はアパレル系好調、百貨店は伸び悩み=マスターカード

2015年12月1日(火)07時03分

[30日 ロイター] - マスターカード幹部は、米年末商戦の幕開けとなる「ブラックフライデー」連休期間中の小売売上高について、アパレル関連が好調な一方、百貨店、エレクトロニクスはほぼ前年並みとなりそうだと明らかにした。

同社のシニアバイスプレジデント、サラ・クインラン氏によると、小売り業態別では、ギャップなど衣料小売り店の売上高が伸びた。気温低下を背景に、冬物衣料への累積需要が追い風になったという。

一方で、メーシズやシアーズなどの百貨店は苦戦が続いているほか、人気商品の欠如や価格低下が重しになり、エレクトロニクス販売も勢いに欠けるとしている。

マスターカードは、今年のブラックフライデー商戦(11月26━29日)期間中の消費者支出について12月2日にレポートを公表する。

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