ユーロ対ドルで7カ月ぶり安値付近、ECB緩和観測で=欧州市場

2015年11月27日(金)03時22分

[ロンドン 26日 ロイター] - 26日終盤の欧州外為市場は、ユーロがドルに対して7カ月ぶり安値付近で推移、対円でも軟調となった。欧州中央銀行(ECB)が来週、追加の金融緩和に踏み切るとの見方が広がった。

ユーロ/ドルは0.1%安の1.0615ドル。前日には、4月半ば以来の安値となる1.0565ドルをつけていた。

ユーロ/円も0.1%安の130.15円。前日につけた7カ月ぶり安値、129.77円付近で推移した。

ただ、米市場は感謝祭のため休みで、27日も活発な取引は手控えられ、相場レンジも小幅で推移しそうだ。

ECB当局者が、2段階の中銀預金金利設定や、資産買い入れ対象の拡大などを検討中と、ロイターが伝えた。報道を受け、ユーロの下落ペースが加速した。

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