NY市場サマリー(13日)

2015年11月14日(土)09時06分

[13日 ロイター] - <為替> ドルがほぼ全面高の展開となった。米経済指標に加え、米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受け、12月利上げ観測が高まっている。

<債券> 国債価格が上昇、利回りは1週間ぶりの水準に低下した。予想を下回る小売売上高や卸売物価指数(PPI)を受け、経済の穏やかな成長や落ち着いた物価動向が浮き彫りとなり、連邦準備理事会(FRB)は利上げに踏み切ってもその後の引き締めペースは段階的にとどまるとの見方が強まった。

<株式> 続落して取引を終えた。テクノロジー株に売りが集中したほか、年末商戦の行方が不安視された百貨店銘柄も下落し、全体水準を押し下げた。

<金先物> 12月の米利上げ観測がくすぶる中、3日続落した。中心限月12月物の清算値は前日比0.10ドル安の1オンス=1080.90ドル。

<米原油先物> 世界的な在庫過剰感に圧迫されて大幅続落した。米国産標準油種WTIの中心限月12月物の清算値は前日比1.01ドル(2.42%)安の1バレル=40.74ドル となった。週間の下落率は8.02%(3.55ドル)。1月物の清算値は1.03ドル安の42.00ドル。

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