日産自、米国で「ヴァーサ」約22万台リコール サスペンションに問題

2015年10月3日(土)04時28分

[2日 ロイター] - 日産自動車は「ヴァーサ」のフロント・サスペンションに問題があるとして、米国で21万8019台のリコール(回収・無償修理)を実施する。

対象となるのは2007─2012年モデル。日産が米道路交通安全局(NHTSA)に行った報告によると、融雪剤として道路にまかれる塩によりフロント・サスペンション内部のコイルスプリングが腐食し、破損につながる恐れがある。

この件に関して日産からコメントは得られていないが、デトロイト・ニュースは、日産は今回の問題に起因すると見られる事故や負傷などに関する報告は受けていないと報じている。

デトロイト・ニュースによると、日産はカナダでも同問題により10万1000台のリコールを実施する。

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