ギリシャ、独企業に空港運営権売却へ 現政権初の民営化案件

2015年8月19日(水)11時15分

[アテネ/フランクフルト 18日 ロイター] - ギリシャ政府は18日、国内の14地方空港の運営権を独空港運営会社フラポートに売却することを確認した。2014年に合意し、1月のチプラス政権発足以来凍結されていた12億ユーロの案件で、今後数週間で最終合意する見込み。

ある政府高官によると、売却は以前合意していた条件で進められる。数週間以内に最終合意する見通しだが、一部で法的・技術的問題が残されているという。

契約が完了すれば、チプラス政権で初の民営化案件となる。

フラポートとギリシャのエネルギー企業コペロウゾスは2014年、コルフ島の観光地など14の地方空港の運営でギリシャ政府と合意していた。

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