三菱自、天津爆発で一時保管の約600台に被害の恐れ 

2015年8月17日(月)11時40分

[東京 17日 ロイター] - 三菱自動車は17日、中国・天津市の港湾地区で起きた化学物質倉庫での大規模爆発事故で、現場近くに一時保管されていた新車約600台に被害が及んでいる恐れがあることを明らかにした。

同社広報によると、日本から輸出したスポーツ用多目的車(SUV)「アウトランダー」など約600台が事故現場から約1キロほどの場所に保管されているという。現場周辺は立ち入りが規制されており、現時点では詳細な状況が確認できないが、「相当な被害が出ている可能性がある」(広報担当者)。

一方、同社の社員に負傷者はおらず、天津市内に複数ある販売店にも「物理的な被害は出ていない」(同)という。

(白木真紀)

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