英BP、第2四半期は大幅減益 原油流出事故関連で108億ドル計上

2015年7月28日(火)20時07分

[ロンドン 28日 ロイター] - 英石油大手BPが28日発表した第2・四半期決算は、純利益が13億ドルとなり、市場予想の16億4000万ドルを下回った。2010年のメキシコ湾岸の原油流出事故に関連して108億ドルの費用を計上したほか、原油安が響き、前年同期と比べて利益は約3分の2減少した。

BPは今月、原油流出事故に絡んだ訴えの大半を解決するため、米政府および5州との間で187億ドル規模の和解に達した。企業が支払う和解金としては米国史上最大となった。

第2・四半期に計上した費用には、米政府との和解に絡んだ98億ドルが含まれる。

BPはまた、原油安に対応し、通年の設備投資計画を再び下方修正し、予定額を「200億ドル未満」とした。

さらに、原油安を受けたリストラに関連した費用について、昨年12月に公表した10億ドルから15億ドルに引き上げた。

BPのダドリー最高経営責任者(CEO)は声明で「外部環境は引き続き厳しい」と指摘した。

第2・四半期は前四半期のトレンドと同様、下流部門の精製・トレーディング部門が堅調となる一方、原油安に伴い生産部門が低迷した。

下流部門の再調達原価基準の調整後利益は16億3000万ドル。前年同期の9億3300万ドルから増えた一方で、例外的に堅調だった第1・四半期の20億8000万ドルからは減少した。

上流部門の再調達原価基準の調整後利益は2億2800万ドルにとどまった。前年同期は40億5000万ドル、第1・四半期は3億7200万ドルだった。

1株当たり0.10ドルの配当金の支払いは維持した。

*内容を追加します。

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