独財務相、ギリシャ支援の見通しに懐疑的見方

2015年7月16日(木)18時28分

[ベルリン 16日 ロイター] - ドイツのショイブレ財務相は16日、ギリシャとの金融支援交渉の開始を承認するよう議会に要請するとしながらも、ギリシャが一時的にユーロ圏を離脱するほうが適切との考えを示した。独ラジオ局ドイチェラントフンクに述べた。

ギリシャ議会が同日、債権団に求められていた改革法案を可決したことについて、「一歩前進した。重要なステップだ」と評価した。

しかし多くのエコノミストはギリシャ問題が債務減免なしで解決できるか懐疑的な見方をしていると指摘。

債務減免はユーロ圏加盟国の資格に反するため一時的な離脱が必要になるとし「そのほうがおそらくギリシャにとって適切だ」と述べた。

さらに「膨れ上がったギリシャの資金ニーズに対し、新たな支援プログラムが可能か、交渉でみえてくるだろう」と述べた。

国際通貨基金(IMF)はギリシャ債務は大幅な軽減が必要と主張しているが、ドイツはこれに否定的な見解を示している。

ドイツの強硬姿勢に対しては、欧州の一部の国から批判的な声も上がっている。

オーストリアのファイマン首相は、ギリシャにとってはユーロ圏離脱の方が好ましいかもしれないとのショイブレ氏の見方について、「まったくの間違い」と反論している。

*内容を追加しました。

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