中国当局、IPOと市場からの資本調達抑制へ 長期投資支援も

2015年7月3日(金)19時05分

[北京 3日 ロイター] - 中国証券監督管理委員会(CSRC)の報道官は、新規株式公開(IPO)の数と増資による市場からの調達額を抑制する方針を示した。

報道官によると、7月1―10日には10件のIPOがあり、今年に入ってからの月初平均20件を下回っていると指摘した。

また株価安定に向けて、年金基金や保険、適格外国機関投資家(QFII)などによる長期投資を支援するという。

報道官はさらに、証券金融を手掛ける国営の中国証券金融の(CSF)資本を240億元から1000億元(161億2000万ドル)に引き上げることを明らかにした。

適格外国機関投資家(QFII)運用枠を800億ドルから1500億ドルに引き上げるという。

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