債券ファンドから103億ドル流出、過去2年で最大=メリル調査

2015年6月20日(土)02時32分

[ニューヨーク 19日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ・グローバル・リサーチが19日公表したリポートによると、17日までの1週間に債券ファンドから103億ドルの資金が流出した。過去2年間で最大となる。

投資適格級債券ファンドからの流出は21億ドル。78週ぶりの流出となった。リスクが高い高利回り債券ファンドからの流出は40億ドル。前年12月以来最大の流出となった。

一方、株式ファンドには108億ドルが流入。過去3カ月で最大となった。新規流入のすべてが上場投資信託(ETF)への流入だった。

米株に特化するファンドは60億ドルの流入。流入は13週ぶりの高水準となった。

集計結果にはEPFRグローバルのデータも含まれている。

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