アジア株式市場サマリー(23日)

2015年4月23日(木)22時22分

[23日 ロイター] - <中国・香港市場> 中国株式市場は続伸し、7年ぶり高値を連日で更新した。HSBC/マークイ ット発表の4月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回り、追加緩和観測がさらに広がった。

香港株式市場は、小反落して引けた。4月最初の2週間で10%超上昇した相場は、調整局面に入りつつある。ただ、香港市場への資金流入は継続しているもようで、香港金融管理局(HKMA)は今週、米ドルにペッグしている香港ドルを変動許容範囲内におさめるため、香港ドル売り米ドル買い介入を行った。

<東南アジア市場> 大半の市場が下落した。バンコク市場は海外勢主導の売りに、序盤の上昇分を消した。ただ、利下げ期待や、決算発表シーズンにおける安値拾いの買いが一部銘柄を押し上げた。

バンコク市場のSET指数は0.46%安の1544.84で終了。クルンタイ銀行、カシコン銀行、国営タイ石油会社(PTT)など大型株が活発に売られた。

複合企業サイアム・セメントは逆行高。来週半ばの四半期決算発表を控え、1.1%上昇した。

<ソウル市場> 大幅反発し、約4年ぶり高値に上昇した。主要企業の決算内容が市場予想を上回る中、オフショア投資家が引き続き買いを入れた。

*内容を追加しました。

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