イタリアの再生エネ最大手EGPが丸紅と提携、アジアで事業開拓へ

2015年4月2日(木)07時51分

[ミラノ 1日 ロイター] - イタリアの再生可能エネルギー最大手ENELグリーンパワー(EGP)は1日、丸紅とアジア太平洋地域で事業を開拓する2カ年の覚書(MOU)を締結したと発表した。

EGPによると、フィリピンやタイ、インド、インドネシア、ベトナム、マレーシア、オーストラリアなどの国で、地熱、風力、太陽光、水力発電の機会を模索する。

EGPは中核の欧州市場から資源が豊富で成長見通しも良好な国へ徐々に軸足を移している。3月31日には、米国の再生エネルギー関連資産の権益49%をGEエナジー・フィナンシャル・サービスに約4億4000万ドルで売却することで合意していた。

EGPは電力会社エネルが経営権を握る。

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ