3月米消費者信頼感が大幅上昇、雇用見通しの改善寄与

2015年4月1日(水)01時21分

[31日 ロイター] - 米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が発表した3月の消費者信頼感指数は101.3と、前月の98.8から大幅上昇し、市場予想の96も上回った。

雇用に関し楽観的な見方が広がっており、最近の経済活動の弱含みが一時的である可能性を示唆した。

短期的な見通しはそれほど明るくないものの、今後数カ月に雇用増を予想する人の割合が著しく増加するなど、雇用市場への信頼感が高まった。

また所得の増加を見込む向きも堅調に増えており、個人消費の行方を占う上で明るい材料を提供した。

キャピタル・エコノミクスの米経済首席エコノミスト、ポール・アシュワース氏は「第2・四半期に(消費が)大きく加速する条件がすべて整っている」と分析している。

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