アジア株式市場サマリー(31日)

2015年4月1日(水)01時10分

[31日 ロイター] - <中国・香港市場> 中国株式市場は大幅反落。上海総合指数・滬深300指数とも朝方は堅調だったが、引けでは下落に転じた。アナリストによると、前日発表された中国人民銀行(中央銀行)などによる規制緩和はすでに織り込み済みで、正式発表後のこの日は利益確定の売りにつながった。

香港株式市場は続伸。中国の住宅ローンへの規制緩和を好感した。ただ、前場終値からは下げて引けた。

<東南アジア市場> 大半が上伸。マニラ市場の主要株価指数PSEiは、第1四半期末に絡んだ買いや海外勢の買いが入る中、東南アジア市場では四半期ベースで最も堅調な値動きを示した。バンコクの株式市場では、戒厳令が解除されるとの報をはやし、観光関連銘柄が下げ幅を縮小した。

<ソウル市場> 小幅続伸して引けた。米株高や中国の景気支援に向けた取り組みを背景にリスク志向が高まった。月間の上昇率は2.8%と、7月以来の大きさとなった。

*内容を追加して再送します。

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