改革リスト最新版、最終合意への第1歩=ギリシャ

2015年3月7日(土)02時46分

[アテネ 6日 ロイター] - ギリシャ政府当局者は6日、ユーロ圏諸国に提出した改革リストの最新版について、4月に予定されている改革事項での最終合意に向けた第1歩となるとの考えを示した。

ユーロ圏とギリシャは2月、金融支援の4カ月延長で合意。その際、ギリシャは改革事項の詳細を提出し、最終的な改革リストについて4月までにユーロ圏と合意することを確約している。

ギリシャ政府当局者によると、バルファキス財務相はユーログループ(ユーロ圏財務相会合)に宛てた書簡で、公共支出の削減により2億ユーロを捻出し、国民の生活に関わる問題に対処に必要な費用に充てると説明。また、オンライン・ゲームの事業者への課税などにより、年間で5億ユーロの歳入増を目指すとした。

同書簡は、4月の合意を実現するためにギリシャとユーロ圏は直ちに協議を開始する必要があるとしている。

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