生殺与奪の権はECBに、欧州愛している─ギリシャ首相=独誌

2015年3月7日(土)02時29分

[ベルリン 6日 ロイター] - ギリシャのチプラス首相は、財政赤字を補てんするため、財務省証券など短期国債の発行を望む考えを示した。欧州中央銀行(ECB)に対し、反対すれば重大な責任を負うことになると警告した。

6日公表されたドイツ週刊誌シュピーゲルのインタビュー要約で明らかになった。同氏は「ECBは引き続き、われわれの生殺与奪の権を握っている」と述べた。

また「欧州を愛している」とも語り、ギリシャのユーロ圏離脱を望まず、全閣僚には発言を控え、行動を加速させるよう求めたと説明した。

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