米銀ストレステスト、全31行が資本要件満たす=FRB

2015年3月6日(金)07時56分

[ワシントン 5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は5日、米銀を対象に実施したストレステスト(健全性審査)の結果を公表し、全31行が5%の最低資本要件を満たして合格した。

昨年のストレステストで不合格となったザイオンズ・バンコープの中核的自己資本は5.1%だった。

ストレステストでは、住宅価格が25%下落し、株式相場が60%近く下げた場合などの想定シナリオ下で、各行の資本状況がどの程度影響を受けるか試算する。

FRBは来週、ストレステストの第2段階となる配当や自社株買いなどの資本計画に関する審査結果を発表する。

定性基準を使い銀行のリスク管理能力を審査するが、ドイツ銀行の米国部門とサンタンデールが不合格になると予想されている。

*内容を追加します。

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