拙速な利上げにリスク、遅れた場合より大きく=NY連銀総裁

2015年2月28日(土)02時35分

[27日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)連銀のダドリー総裁は27日、現在のインフレ率は落ち込んだ水準にあるとし、連邦準備理事会(FRB)が時期尚早に利上げすれば、利上げが遅れた場合よりも大きなリスクに直面するとの見方を示した。

総裁は講演原稿で「拙速な利上げのリスクは、利上げが遅れる場合のリスクを上回る」とし、利上げ時期に関し慎重を期すよう求めた。

その上で「政策に対し、より慣性的なアプローチが必要」とした。

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