カタール航空、日本からの撤退否定

2015年2月24日(火)12時02分

[24日 ロイター] - カタール航空は24日、日本から撤退する計画はないと明らかにした。同社をめぐっては、発着枠の制限などが理由で撤退を検討しているとの観測が浮上していた。

同社のアクバ・アル・バクル最高経営責任者(CEO)は、日本での事業拡充に向け、引き続きパートナーと協力していくとの声明を発表した。

関係筋は今月、カタール航空が1日3便体制で運航している日本路線について、日本の空港の各種規制によってかなりの規模の損失を被っているとし、撤退を検討していると明らかにした。

関係筋は「空港の発着枠や滑走路をめぐる制限により、経済的利益が大きく利用客の利便性も高い発着時刻の設定が困難になっていることが理由」と説明した。

同社は2005年に関空―ドーハ線で日本路線に参入。10年に成田―ドーハ線、14年に羽田―ドーハ線が就航した。

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