英豪系BHPビリトンの上期は31%減益、予想は上回る
2015年2月24日(火)14時28分
[メルボルン 24日 ロイター] - 英豪系資源大手BHPビリトンが発表した上期(7─12月期)決算は、31%の減益となった。鉄鉱石や石油など主要商品価格の下落が響いた。ただ、アナリスト予想は上回った。
同社は、設備投資目標を再度引き下げ、向こう2年間での40億ドルのコスト削減を発表。配当引き下げは行わない方針をあらためて表明した。
上期の基礎的株主帰属利益は前年比31%減の53億5000万ドル。アナリスト予想は約51億ドルだった。
鉄鉱石部門の利益は35%減少。石油部門も15%の減益だった。
一方、アルミ・マンガン・ニッケルの利益は7億1600万ドルで、前年同期に比べ約5倍に拡大した。
中間配当は5%引き上げ1株当たり0.62ドルとした。市場予想は0.61ドルだった。
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