東京マーケット・サマリー・最終(18日)

2015年2月18日(水)18時24分

<外為市場>

ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在 119.16/18 1.1386/90 135.69/73

NY午後5時 119.23/26 1.1408/13 136.06/10

午後5時のドル/円 は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の119円前半。株価の堅調推移で底堅い展開だったが、日銀が金融政策の現状維持を発表するといったん118円後半に下押しされた。午後は日銀総裁の会見を前に119円を挟んで小動き。夕刻は、119円前半で底堅い推移となっている。

<株式市場>

日経平均    18199.17円(212.08円高)

18092.32円─18202.61円

東証出来高   27億2387万株

東証売買代金  2兆8050億円

東京株式市場で日経平均は大幅反発した。米国株高や円安進行を支えに買いが広がり、16日に付けた昨年来高値を更新。後場に上げ幅を拡大し、前日比210円超の上昇となった。銀行株や内需関連以外に外需株も堅調に推移した。TOPIXは3日続伸。高ROE(自己資本利益率)銘柄などの物色傾向も続き、JPX日経400は8連騰となった。

東証1部騰落数は、値上がり1319銘柄に対し、値下がりが426銘柄、変わらずが117銘柄だった。

<短期金融市場> 17時40分現在

無担保コール翌日物金利             0.077%(速報ベース)

3カ月物国庫短期証券流通利回り            ──  

ユーロ円3カ月金利先物(15年12月限)     99.850(変わらず)

安値─高値       99.850─99.855

無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.077%になった。

前日の水準(0.079%)をやや下回った。地銀、信託、証券が0.071─0.073%付近、大手行が0.068─0.070%付近を中心に資金調達した。ユーロ円3カ月金利先物は閑散小動き。

レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートが低下。日本証券業協会の「東京レポ・レート」によると、GC翌日物は0.056%と前日(0.073%)を下回り、2月4日以来の水準に低下した。業者の債券在庫が減り、資金調達意欲が後退したとみられている。国庫短期証券(TB)は出合い薄。新発3カ月物が0.005%のプラス金利で出合いを付けたとの観測もある。

<円債市場> 

10年国債先物中心限月・15年3月限(大証) 147.02(─0.21)

安値─高値   146.98─147.17

10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値)  0.410%(+0.020)

安値─高値   0.415─0.395%

長期国債先物は反落。前日は、不安視されていた20年債入札が好調だったことで国債先物が急上昇、きょう前場にはその反動の動きが見られた。休場明け17日の米債市場が利上げ時期の思惑から軟化したことや、日経平均株価が堅調に推移したことも売りを誘った。ただ、前日20年債入札を通過し、弱地合いだったマーケットが転換点を迎えたとの指摘もあり、一方的に売り込まれる展開にはならなかった。後場も軟調だったが、買い戻しも入り、147円近辺で推移した。

現物債も株高・米債安を手掛かりにした売りが総じて優勢になった。もっとも、超長期ゾーンは保険会社などの押し目買いや、業者のショートカバーから底堅く推移した。日銀金融政策決定会合の結果はほぼ予想通りで、相場へのインパクトはなかった。

長期国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比21銭安の147円02銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比2bp上昇の0.410%。

<スワップ市場>

スワップ金利(16時27分現在の気配)

2年物 0.20%─0.10%

3年物 0.22%─0.12%

4年物 0.26%─0.16%

5年物 0.31%─0.21%

7年物 0.44%─0.34%

10年物 0.64%─0.54%

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