最新記事
渡航勧告

トランプ政権の悪評が直撃、各国がアメリカへの渡航勧告を強化

White House Reacts to Countries Issuing Travel Warnings for US

2025年4月24日(木)18時11分
アマンダ・カストロ、ゲイブ・ウィズナント
ホワイトハウスのレビット報道官

「バイデンの時よりアメリカは安全」――黒いものも白と言う迫力のレビット報道官(4月22日、ホワイトハウス) Photo by Aaron Schwartz/Sipa USA

<移民や言論に厳しい政策やマイノリティーに冷酷な政策、またその恣意的運用に引っかかるリスクを自国民に警告>

アメリカへの渡航に対する懸念が世界的に高まっている。ドナルド・トランプ大統領の移民政策およびトランスジェンダーの権利を認めない方針に反応する形で、各国が相次いでアメリカへの渡航に注意を呼びかけている。

ホワイトハウス報道官キャロライン・レヴィットは4月15日の会見で、危ないイメージの払拭に躍起になり、アメリカは前政権の時よりも安全になっており、引き続き「訪れる価値のある国」であると強調した。「アメリカはビジネスに適した国であり、美しい観光地でもある。4年前よりずっと安全になった今、ぜひ訪れてほしい」


 

各国が出す渡航勧告は、海外旅行を計画する市民にとって重要な判断材料となる。ニュージーランド、ドイツ、イギリスなどは、アメリカへの渡航者に対し、テロや内乱、移民規制の強化に関連したリスクを理由に勧告内容を引き上げた。

アメリカの政策が国際的な評判や観光、ビジネスにいかに大きな影響を与えているのかを浮き彫りにしている。

ニュージーランド政府は、アメリカへの渡航者に対し「より高い警戒」を求めるレベル2の勧告を2024年11月29日に発出し、2025年3月19日時点でも継続している。これは、テロや内乱のリスクに加え、銃器所持や無差別銃撃事件の発生リスクが高まっていることを踏まえた措置とされる。

日本企業
変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本のスタートアップ支援に乗り出した理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

台湾の追加防衛支出案、通過しなければ国際社会に誤解

ワールド

インド通貨、88.60─89.00ルピーまで上昇へ

ビジネス

UBS、第4四半期純利益56%増で予想上回る 自社

ビジネス

ネスレCEO、4製品区分への事業再編を計画=FT
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 3
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 4
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 9
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 10
    ICE射殺事件で見えたトランプ政権の「ほころび」――ア…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 10
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中