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フォルクスワーゲンが戦車工場に?...苦境のドイツ自動車業界の「構造改革」

2025年3月17日(月)15時00分
ヘスス・メサ
中部カッセルの工場

ラインメタルは業績好調(中部カッセルの工場) KAI PFAFFENBACHーREUTERS

<VWやポルシェを組み立ててきた、オスナブリュックの工場は「リンクス」を含む装甲戦闘車両の生産に適している...>

ドイツの老舗軍事企業ラインメタルが、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の国内工場を買収して、戦車の製造拠点に転用する計画が浮上している。

買収が検討されているのは、VWやポルシェの組み立てを担ってきた北西部オスナブリュックの工場で、数年以内に操業が停止される予定だ。

【動画】工場閉鎖に直面しているフォルクスワーゲン・オスナブリュック工場でのデモ(2024年10月) を見る


大型クレーンや高い耐荷重能力を備えた施設のため、歩兵戦闘車「リンクス」を含む装甲戦闘車両の生産に適していると、ラインメタルのアルミン・パッパーガーCEOは指摘する。

ドイツの自動車業界では、需要低迷と構造改革に伴う生産縮小の動きが続いている。

一方、防衛産業は欧州全域で需要が高まっており、ラインメタルの昨年の売り上げは30%以上増加。

ウクライナ戦争の停戦交渉が始まり、トランプ米大統領から欧州諸国への防衛投資拡大の圧力が強まるなか、ドイツ政府も防衛予算の大幅な積み増しを約束している。

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