最新記事
アメリカ

ドジャース「ワールドシリーズ制覇」に沸くロサンゼルスで「暴動・略奪」発生...SNSに緊迫の現場映像

Mass looting breaks out in Los Angeles after Dodgers win World Series

2024年11月1日(金)20時48分
ジュリア・カルボナーロ
ドジャース優勝後のロサンゼルスで暴動発生

ワールドシリーズ制覇を喜ぶドジャースのファンたち J.W. Hendricks/NurPhoto via Reuters

<ワールドシリーズでドジャースがヤンキースを破った日の夜に一部ファンが暴徒化。店舗に押し入ったりバスに放火するなど暴れ回る事態となった>

ドジャースがヤンキースを破ってワールドシリーズ制覇を決めた10月30日の夜、ドジャースの地元ロサンゼルスで大規模な暴動や略奪が勃発した。SNSには群衆に取り囲まれたバスが炎上し、爆発起こす場面など暴動の様子を撮影した動画が次々に投稿されている。

■【動画】ドジャースの優勝を「台無し」にしかねない...ロスで一部ファンが暴徒化、SNSに略奪動画が続々投稿

ロサンゼルス市警(LAPD)は「8番街とブロードウェイ周辺にある複数の店舗で略奪があった」という通報を受けたと述べ、「今この区域やその近くにいる人々はすぐにそこを離れ、警察官の指示に従ってください」とX(旧ツイッター)に投稿した。

ソーシャルメディア上で共有された動画には、人々が店舗に押し入って盗んだものを箱に詰め込んで逃げていく様子が映っている。

LAPDはまた「敵対的な群衆」がMTAバスを取り囲み、「サンセット大通りとエコパーク通りのあたりでバスに放火しようとしている」とも警告した。ユーザー名「Los Angeles Scanner」がXに投稿した動画からはバスが炎に包まれ、野球ファンが暴徒化するなか警察が彼らを阻止しようとする様子が見て取れる。

また別のXアカウント「Film The Police LA」は、車が燃えている様子を捉えた動画を共有した。

建築
顧客の経営課題に寄り添う──「経営のプロ」の視点を持つ「異色」の建築設計事務所
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米「夏のブラックフライデー」、オンライン売上高が3

ワールド

オーストラリア、いかなる紛争にも事前に軍派遣の約束

ワールド

イラン外相、IAEAとの協力に前向き 査察には慎重

ワールド

金総書記がロシア外相と会談、ウクライナ紛争巡り全面
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 2
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首」に予想外のものが...救出劇が話題
  • 3
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打って出たときの顛末
  • 4
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 5
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    主人公の女性サムライをKōki,が熱演!ハリウッド映画…
  • 8
    【クイズ】未踏峰(誰も登ったことがない山)の中で…
  • 9
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 10
    『イカゲーム』の次はコレ...「デスゲーム」好き必見…
  • 1
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 2
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 3
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...APB「乗っ取り」騒動、日本に欠けていたものは?
  • 4
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 7
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 8
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」…
  • 9
    トランプ関税と財政の無茶ぶりに投資家もうんざり、…
  • 10
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中