最新記事

統計

アナキンは96人、ダース・ベイダーは11人殺している

2015年12月28日(月)19時34分
ナタリー・モーリン

 ただし、シリーズを最も象徴する戦いといえば、ジェダイの騎士たちによるライトセーバーでの決闘だ。

 歳月を経るにしたがって、ライトセーバーによる決闘の回数と時間は増していった。アクション満載のこうした派手なシーンは、いくらあっても足りないとファンたちは思っているようだ。2005年に公開された『エピソード3/シスの復讐』では、ライトセーバーを使ったアクションが11分48秒も楽しめた。

 登場人物別に見るとどうだろうか。『スター・ウォーズ』シリーズは登場人物がとても多いが、なかには殺した人数の多さで目立つ者もいる。実は、人気のあるキャラクターの中にも、そういう者はいる。

 殺した人数が飛び抜けて多いのは、アナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)だ。「エピソード1~6」で合計107人を殺している。それに続くのはオビ=ワン・ケノービ(72人)と、ルーク・スカイウォーカー(33人)。興味深いことに、ハン・ソロの相棒チューバッカもそれなりのダメージを敵に与えていて、17人を殺している。

 したがって、あの銀河系で最も冷酷な人物はダース・ベイダーということになる。だが、もう少し掘り下げてみよう。次の質問は「ダース・ベイダーが最も人を殺したのはいつだろうか?」だ。

 殺した数は、若かりし頃のアナキン・スカイウォーカー時代(96人)のほうが、ダース・ベイダー時代(11人)より9倍近く多いのだ。数字で見てみると、『スター・ウォーズ』の世界も違って見える。

graphiqlogo150.jpg




<お知らせ(下の画像をクリックすると詳細ページに繋がります)>

starwars_cover120.jpg 好評発売中!
 ニューズウィーク日本版SPECIAL EDITION
「STAR WARS 『フォースの覚醒』を導いた
 スター・ウォーズの伝説」
 CCCメディアハウス


【限定プレゼント】
ルーカスフィルム公認のアーティスト、TSUNEO SANDA描き下ろし本誌表紙の「拡大版豪華ポスター(シリアルナンバー入り)」を限定100名様に!

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

和平計画、ウクライナと欧州が関与すべきとEU外相

ビジネス

ECB利下げ、大幅な見通しの変化必要=アイルランド

ワールド

台湾輸出受注、10カ月連続増 年間で7000億ドル

ワールド

中国、日本が「間違った」道を進み続けるなら必要な措
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 2
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判殺到、そもそも「実写化が早すぎる」との声も
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 5
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 6
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ…
  • 7
    アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性
  • 8
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 9
    【クイズ】中国からの融資を「最も多く」受けている…
  • 10
    「これは侮辱だ」ディズニー、生成AI使用の「衝撃宣…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 8
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 9
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 10
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中